導尿の話
2018年11月28日より、多発性硬化症起因の神経因性膀胱で、自己導尿を開始するに至りました。
なかなか、エグい表現とか、汚い表現、見るに耐えない表現があるかも知れません。ごめんなさい。ちょっと見るのやめておこ…って方は、やめて下さいね。
何ヶ月も前から、泌尿器科を受診する度に、もう処方内服薬が効いてなく、残尿が常に250mlくらいあると。そして、頻尿激しい。1時間に一度はお手洗いに行きたい。専業主婦になってから、やたらとテレビドラマを観る様になったのですが、ドラマ観てると、CMの度に行っていた気がします。
過活動膀胱みたいに、切迫尿意があって、間に合わない事も度々。最近CM増えたけど、尿ケアパッドは欠かせない感じです。
夜寝てからも、お手洗いに3-4回は起きていました。朝起きて、なんか、だっっる…となるのもやむを得ない。1時間半毎に起きてるんだもの、怠いよな。
自己導尿とは、あれです。尿道に、カテーテルを挿入して、膀胱から尿を直接出します。
(o_o)何それ、怖い
ずっと、ずっと、導尿だけは!!!と拒否ってましたが、膀胱の張りの痛みに耐えかねて、スタートしたわけです。
もう、1週間か。
初日は、まず病院で、看護師さん指導の下、初めての導尿。
(´⊙ω⊙`)
血圧が上がるのがわかりました。
動悸に、激しい脈打ち、痛み。
NO麻酔ですよ。
男性は、もっと激痛らしいです。女性で良かった…。
少し、出血しました。
その後、暫く尿道が痛み、出血もするし、病院の後にランチしようと待ち合わせていた旦那さんに、ロキソニン持ってきて!とお願い。
ランチに一蘭のラーメンをにんにく、辛いやつ両方多めで、ペロリと完食。
食欲があるなら、大丈夫。うん。
久々の一蘭、美味しかったなぁ。何年ぶりだろ。
1日に2、3回でいいんじゃないか、と、いつもの先生じゃない、緊急で診てもらった先生に言われましたが、その数日後、様子を看護師さんに連絡して、お手洗いの度にやろうか、となりました。いつも診てくれている先生の予約も早めて、とりあえず、導尿に慣れようと。
私、器用かも知れない。後、痛みには元々強いです。その2つが相まって、翌々日から、ノールックで導尿出来る様になりました。痛みも出血もなし。そして、残尿を出し切れるという、お手洗い後の爽快感。
え、みんなお手洗いの後って、こんな爽快だったの?マジかよ(΄◉◞౪◟◉`)
導尿、つまりは尿道にカテーテルを自己挿入、なんて聞くと、話した身近な人は、大体驚愕します。私もやる前までは、慄き、拒否ってました。でも、1週間やってみて、これは、快適。私は痛みがないからかな。
腎臓に残尿が逆流して、腎臓を傷める事になってしまうなんてことは避けたい訳です。
我が家には、愛してやまない溺愛愛猫が3匹います。猫ちゃんって、腎臓の病気になりやすいんですよね。それで、腎臓は、傷めたらおしまい、というのも分かっています。回復させようのない臓器なんですよね。
私がそんな事になる訳にはいかない。
この子達の為にも、勿論、旦那さんの為にも、もう入院なんて、出来るだけしたくない。
まだまだ始まったばかりの導尿生活、不便な事だらけですが、そんな不便な事とかも、ちょろちょろ書いていきたいと思います。