ms-diary

2017年7月に多発性硬化症と診断されました。多発性硬化症の主婦の日々です

導尿の話

2018年11月28日より、多発性硬化症起因の神経因性膀胱で、自己導尿を開始するに至りました。

なかなか、エグい表現とか、汚い表現、見るに耐えない表現があるかも知れません。ごめんなさい。ちょっと見るのやめておこ…って方は、やめて下さいね。

何ヶ月も前から、泌尿器科を受診する度に、もう処方内服薬が効いてなく、残尿が常に250mlくらいあると。そして、頻尿激しい。1時間に一度はお手洗いに行きたい。専業主婦になってから、やたらとテレビドラマを観る様になったのですが、ドラマ観てると、CMの度に行っていた気がします。

過活動膀胱みたいに、切迫尿意があって、間に合わない事も度々。最近CM増えたけど、尿ケアパッドは欠かせない感じです。

夜寝てからも、お手洗いに3-4回は起きていました。朝起きて、なんか、だっっる…となるのもやむを得ない。1時間半毎に起きてるんだもの、怠いよな。

自己導尿とは、あれです。尿道に、カテーテルを挿入して、膀胱から尿を直接出します。

 

(o_o)何それ、怖い

 

ずっと、ずっと、導尿だけは!!!と拒否ってましたが、膀胱の張りの痛みに耐えかねて、スタートしたわけです。

もう、1週間か。

 

初日は、まず病院で、看護師さん指導の下、初めての導尿。

鏡で、自分の股間を覗いて、尿道口目掛けてカテーテルを挿入。

 

(´⊙ω⊙`)

 

血圧が上がるのがわかりました。

動悸に、激しい脈打ち、痛み。

NO麻酔ですよ。

男性は、もっと激痛らしいです。女性で良かった…。

少し、出血しました。

その後、暫く尿道が痛み、出血もするし、病院の後にランチしようと待ち合わせていた旦那さんに、ロキソニン持ってきて!とお願い。

ランチに一蘭のラーメンをにんにく、辛いやつ両方多めで、ペロリと完食。

食欲があるなら、大丈夫。うん。

久々の一蘭、美味しかったなぁ。何年ぶりだろ。

 

1日に2、3回でいいんじゃないか、と、いつもの先生じゃない、緊急で診てもらった先生に言われましたが、その数日後、様子を看護師さんに連絡して、お手洗いの度にやろうか、となりました。いつも診てくれている先生の予約も早めて、とりあえず、導尿に慣れようと。

私、器用かも知れない。後、痛みには元々強いです。その2つが相まって、翌々日から、ノールックで導尿出来る様になりました。痛みも出血もなし。そして、残尿を出し切れるという、お手洗い後の爽快感。

え、みんなお手洗いの後って、こんな爽快だったの?マジかよ(΄◉◞౪◟◉`)

導尿、つまりは尿道カテーテルを自己挿入、なんて聞くと、話した身近な人は、大体驚愕します。私もやる前までは、慄き、拒否ってました。でも、1週間やってみて、これは、快適。私は痛みがないからかな。

腎臓に残尿が逆流して、腎臓を傷める事になってしまうなんてことは避けたい訳です。

我が家には、愛してやまない溺愛愛猫が3匹います。猫ちゃんって、腎臓の病気になりやすいんですよね。それで、腎臓は、傷めたらおしまい、というのも分かっています。回復させようのない臓器なんですよね。

私がそんな事になる訳にはいかない。

この子達の為にも、勿論、旦那さんの為にも、もう入院なんて、出来るだけしたくない。

まだまだ始まったばかりの導尿生活、不便な事だらけですが、そんな不便な事とかも、ちょろちょろ書いていきたいと思います。