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2017年7月に多発性硬化症と診断されました。多発性硬化症の主婦の日々です

2018年5月〜7月頃

他の記事でも書きましたが、この時期は心臓の悪い愛猫にかかりっきり。

6/21が旦那の誕生日でして、そこまで生きていてくれ、と愛猫に願う毎日。

食欲もない私は、ウィダーインゼリーで生活をし、固形物は、万能栄養食と信じている卵を使った卵雑炊。

10分も目が離せない愛猫の為に、お風呂も頭を洗って一度出て、暫く様子を見て体を洗いに行き、夜中も1時間以上は寝ない様に起きていました。トイレ行きたいけど酸素ケージでは出来ないという女の子な愛猫の合図を見逃さまいと、そして、酸素濃度計で酸素濃度が高過ぎない様に見守り、部屋の中を散歩したいという愛猫のリクエストに応えて夜中でも散歩させ。

うちのママと友人が愛猫に付けたあだ名は、

 

 

いや、お姫様だろ、これ。

蝶よ花よとは、まさにこれ。

とりあえず、自身の不調に構ってられませんでした。

そして、旦那さんの誕生日に、私たちは結婚する事になりました。この、姫の誕生日、8/1に。

 

多発性硬化症の女を、嫁にするのは、なかなかな気持ちの整理と覚悟が必要だと思います。

これから先、どうなるか、分かりません。

車椅子の介護状態も、近々有り得ます。

結婚してから発症したのとは違います。

今なら、まだ、間に合う。

でも、彼は決めたのです。

私も、決めたのです。

揺らぐ時もあります。

 

私なんて居なければ。私がいるからこんな。

また、これが出来ない、あれが出来ないと訴えなければ、という負い目。

専業主婦させてもらってるのに、あの家事も完璧じゃない、あれもこれも。

とにかく、負い目。

こんな事しか、私には出来ない。

こんな事も出来ない金食い虫。

 

ネガティブになる時も勿論あります。

何をしても褒められない専業主婦。

更に、ネガティブ。

最悪じゃん、それ。めんどくさっ。

 

ツナフランスパンを、齧り付くと前歯の差し歯が心配だから、ちぎって食べたくても手指に力が入らないから、自分でちぎれなくて、ちぎってもらう。

強炭酸の炭酸水は、ペットボトルオープナーがあっても開けにくいから開けてもらう。

にゃんこの水バチを解体して洗いたいけど解体出来ないから解体して洗ってもらう。

やってもらえる事は、やってもらう、出来ない事は出来ない、無理したら怪我する、痛い、はやらないことにしました。

前も言ったけど、いいご身分ですよ。

いいでしょう。

開き直る事にしたんです。

 

あー左鎖骨ら辺の疼痛、痛い。